血管奇形

病気

2014年8月25日(金)夕方。突然…左足(膝下)が腫れ上がり、段々と痛くなってきて動けない状態となったため救急車で病院へ運ばれました。搬送される…少し前に「下肢静脈瘤」治療の相談をするために受診した病院があることを伝えると救急車はすぐにその病院へ向かいました。

クルマの運転中に「足がつる」などの症状があり、見た目に「下肢静脈瘤」であることは分かっていたので治療をお願いするための受診でした。ところが手術の希望者が多く、手術の順番待ちとなり、早くて来年…すぐに症状が悪化するわけでもないのでとにかく順番を待つように言われて申込書だけ渡されました。

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kenji_kai

先生、すごく痛いんですけど何が起こってるんですか?

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●●医師

わかんないっ!!。取りあえず、今日はこれから、このまま入院してね。

担当した医師(心臓血管外科)はさじを投げたような状態。入院して数日…日増しに左下肢は腫れ上がり…。

僕は元々「造影剤アレルギー」があり「造影剤」を使った検査は受けることが出来ません。ところが「最近の新しい造影剤は大丈夫だから…」と言う説明に説得される形で造影剤検査を受けることとなりました。検査はアレルギー反応が出たところで緊急中止。結局、CTなどレントゲン検査を繰り返しても原因は見つからず「途中で止めた造影剤検査の写真に血管奇形のように見える箇所が写っているような感じがする…」という憶測のまま…。

「腫れ上がっている左下肢に血腫が貯まっている事だけがはっきりしている」っという説明の後…。血管外科としては専門外となり特に何も出来ないので外科の方の話では『左下肢(ふくらはぎ)を開いて血腫を取り出すしかない…』開いたふくらはぎはすぐに閉じることは出来ません。しばらく開きっぱなしで、そのうち感染症になるとと思います。つまり膝から下は無くなるかも知れないので「同意書を書いて下さい」と言うことに…。

僕は左下肢に強い痛みがあるため、ベッドで寝返りをうつことも出来ず、診察の時などは痛みに悲鳴を上げながらベッドから降りなくてはならず、入院生活が続くうちに「眠ってしまうとトイレに行きたくなったら間に合わないな…」などと考えるようになり段々と眠れなくなったりしていました。

更にその後の治療方針として…確信はないけど血管奇形だと思うので…「血管奇形の正確な位置を造影剤を使いながら確認して手術する以外の選択肢はありません」と説明されました。僕としてはアレルギーのある薬をこれ以上使って欲しくはなかったし、検査時の説明など腑に落ちない点が多々あり、結果、提案に同意することが出来なかったので転院することにしました。

同じような規模の総合病院(自宅近くの総合市民病院)へ転院し同じような検査を続けました(造影剤はアレルギーがあることを申告しているので使いません)医師(心臓血管外科)は画像を見る限り血管奇形が原因かどうかは分かりません。医師(外科)は下肢がパンパンに腫れ上がっているところで出血は収まっていると考えられます。後は血腫が自然と体に吸収されるのを待つことを進められました…痛み止めの薬では痛みは収まりませんでしたが、足を切断されるよりマシに思えて…1週間ほど検査入院した後に悲鳴を上げながらタクシーに乗って帰宅しました。勿論、退院してからも痛みは強いので、ベッドから降りることは困難でトイレに行くのも一時間くらい掛けて移動するなど大変辛い思いをしましたし、この痛みが収まる日など来なくて、このまま一生、車椅子生活になるかも知れないと思いました。

従来血管奇形という概念は存在せず、血管腫と総称されてきた。 真の血管 腫の多くは自然退縮するが、巨大病変などでは早急な治療が必要となり、退縮後に著明な変形障害を来たす。 血管奇形には静脈奇形、毛細血奇形、リンパ管奇 形、動静脈奇形、それらの混合型が存在する。

https://www.nanbyou.or.jp/entry/800

下肢静脈瘤とは足の血管がふくれてこぶの様になる病気です。 “すばこ”と呼ぶ地域もあります。 良性の病気ですので、治療をしなくても健康を損なうことはありません。 しかし、自然に治ることはありませんので、足にこぶの様な血管が目立つ見た目の問題、だるさやむくみなどの症状が日常的に起こり、患者さんを苦しめます。

https://scholar.google.co.jp/scholar?q=下肢静脈瘤&hl=ja&as_sdt=0&as_vis=1&oi=scholart


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