内科病棟、入院生活で息抜き、気分転換の代表と言えばテレビを見る…ですが、病室にあるテレビを視聴するにはイヤホンを持参しなくてはなりません。イヤホンは、病院内売店(コンビニ)で入手出来ます。最近は自宅にテレビを持たない人もいるようです。理由としてはノートパソコンやタブレット、スマホでもテレビ番組を視聴出来るからだそうで、確かに電車の中や駅前で人を待っている間など、スマホ片手に見逃し配信を視聴している人を見かけます。
見逃し配信と呼ばれるサービスは、会員登録のみで視聴できます。配信元は民法のテレビ局から、衛星放送の有料サービスなど様々で、同じ番組を色々な会社が配信していますから、有料サービスと無料サービスの境界線が曖昧です。契約する時に小さな画面のスマホでは確認しづらかったりするので、入院する前にアプリをインストールしておいて視聴するサービスを決めておいた方が良いです。
コンテンツによっては事前にダウンロードしておくことも出来るので、ダウンロードしておけば端末本体に保存したデータを視聴することになるので、視聴中の通信環境に影響されません。新幹線の車内で映画を見たいときなどはお勧めの方法です。順天堂医院の病棟は昨年から無料wifiが解放されていて、通信料を心配すること無く利用出来ます。入院中、スピード不足など、回線の品質に不満を感じることはありませんでした。
スマホやタブレットでコンテンツを視聴する場合、有線接続のステレオヘッドホンでも良いですが、Bluetooth(ブルートゥース)を利用したケーブルなしのステレオヘッドホンが便利です。「ノイズキャンセル機能」と言って周囲の環境音を遮断して視聴する機能がある商品もあり、これは同室の患者さんの「いびき」や「咳」を遮断してくれます。勿論、同室の患者さんに悪気はありませんが、深夜など静かな時間帯の「咳」は、気になります。「ノイズキャンセル機能」をオンにしておけば、環境音のほとんどを遮断してくれます。環境音にいらつき始めている自分の気持ちを落ち着かせるのに有効でした。高品質な商品だと周囲の環境音を完全遮断するものもありますが、館内放送なども遮断してしまうので、ケースバイケースでの使用を心掛けた方が良いです。
病室のテレビもBluetooth(ブルートゥース)が使えれば便利なのですが、ワイヤレスイヤホン機能が家庭用最新テレビに装備され始めて日が浅いので、病院のテレビがに標準機能となるのは、当分、先のことになると思います。コードレスイヤホンはコードが絡まったりしないので便利ですが、イヤホン型の商品は本体自体が小さいので無くすこともあります。また、付けたまま眠ってしまうと耳の奥に入ってしまったりすることもあります。使うときの事をよく想像して自分に必要な商品を選ぶことをお勧めします。
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