フクロモモンガ(ベビー期)の餌:
基本的に「モモンガミルク」などのフクロモモンガ用ミルクをスポイトを使って与えることが中心になります。与え方はフクロモモンガの口元まで差し出して、フクロモモンガの鼻にミルクを入れないようにベビーのペースでゆっくりと飲ませることが大切です。
飲み残したミルクは浅めの小皿などに入れて自力で飲むことを覚えてもらいます。(皿に入れたミルクは痛みますから半日以上放置しないで下さい)ケージの中に果物などを入れておくと段々固形物も食べるようになってきますが、ミルクを与えることは欠かせません。
また、フクロモモンガは手で掴まれることを嫌います。ミルクを与える際は手のひらに迎えるか怯えている場合はポーチの中に入れたまま手の上で飲ませると、個体差はありますがそれを繰り返すうちに慣れて自分から飼い主の手のひらへ来てくれるようになります。一日に複数回の授乳が必要となりますが接する機会が多いほど慣れてくれますからミルクを与える作業は良い機会となります。
フクロモモンガ(ベビー期以降)の餌:
フクロモモンガは偏食する傾向にあります。果物や野菜、動物性のタンパク質を含む「鳥のささみ」などバランス良く与えないと肥満の原因となります。食べ物の趣向にも個体差がありその辺をよく観察しながら旬の果物や野菜を与えて変化をつけてあげると良いようです。
ミルクは大人になると興味を示さない個体もいますが、栄養バランスの良いサプリの変わりとして使うことも出来ます。抵抗がある人も多いと思いますが「ミルワーム」「コオロギ」などの生き餌も与えた方が良いと思います。特に「ミルワーム」は趣向性が高く成体となったフクロモモンガの食いつきが非常に良いです。
ほとんどのフクロモモンガが大喜びするキラーフード「ミルワーム」はリンとカルシウムの比率が悪く、カルシウムの吸収が悪くなるので買って来てそのまま与えるのではなく、「ミルワーム」にカルシウムやサプリを食べさせて体質改善をさせた後に与えることをお勧めします。
フクロモモンガの餌皿:
餌を入れる餌皿は陶器製のモノも衛生的ですがケージ内で配置しやすい「ハンガー食器」をお勧めします。コーナーステージなどの上に置いてしまったり床へ置いていると活発に動き回って遊んでいるフクロモモンガがひっくり返したりすることも多くそのようなことにならないように配置することはケージを掃除する際に効率的でもあります。
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