セカンドオピニオン外来(順天堂医院)

病気

セカンドオピニオンとは?

https://www.juntendo.ac.jp/hospital/patient/secondopinion/

私自身のことではありませんので、具体的な病名など詳細については差し控えさせて頂きます。少し前に家族が余命宣告を含んだ診断について説明されました。呼吸器系に疾患と既往歴があり、年齢は80歳をこえています。コロナ禍となってからは、普段の生活にも気をつけながら「新型コロナワクチン」の接種1回目を終えて1週間ほど過ぎた辺りで、食欲が無くなるなどの体調に変化があり、念のため、かかり付けの病院で診察を受けると検査が必要と言う話となり、紹介状を作成、市民病院で検査を受けて「癌の疑いがある」診断されました。

既往歴があり年齢的にも体に負担が掛かる検査はせずに、在宅介護支援センターなどを利用した緩和ケアを選択することを提案されたそうです。担当した医師やその診断を疑うわけではありませんが、身近な家族としては、完治しないまでも延命についての相談や治療方法などの選択について、もう少し詳しく知りたいという気持ちになりました。

本人が希望した「がんセンターなどの専門病院」で診察を受け直すことも検討しながら、まずは検査データなどを元にセカンドオピニオンを行うことも検討しました。順天堂医院に通い続けている僕は「セカンドオピニオン外来」を思い出して、問い合わせてみました。

当院以外の医療機関を受診されており、十分な病状説明を受けている患者さんに対し、その医療機関の主治医(かかりつけ医)から勧められた治療を選択するにあたり、納得して治療を受けられるよう、医療情報をもとに主治医(かかりつけ医)以外の当院専門医が意見や助言、判断を提供いたします。

順天堂医院ウェブサイトには、以上のような説明がありました。もう少し説明を読んでみると「セカンドオピニオンは診断や治療に関する意見等を提供することが目的です。」「セカンドオピニオンの報告書は当該主治医にお知らせし、同報告書のコピーを相談者の方にお渡しいたします。」と書かれています。

相談する私たちは不安な気持ちを抱えながら相談します。話をするウチに主治医(かかりつけ医)に対する不信感が相談の背景にあるのではないか?…などと憶測される内容に発展しかねません。その辺りに留意しながら平常心を持っていられるように心掛ける必要があるように思えました。

相談窓口に電話して、電話に出ているのは事務員です。医師でもありませんし看護師でもありません。不安に思っている気持ちを伝えても理解して貰えません。本人で無くても不安な気持ちが背景にあることを伝えたくなりますが、その話をすることはお勧めしません。

今回、セカンドオピニオンを受ける手順や書類の書き方などについて質問したかったのですが、どうしても気になったことを話しました。「新型コロナワクチン」の接種2回目についてです。

主治医(かかりつけ医)は検査はしないので特に具合が悪くなるような体調の変化が無ければ希望する日時に退院して、「新型コロナワクチン」の接種2回目も「特に自分で体調が悪いと思わなければ」接種に行っても良いと説明されていて、本人は、医師が良いと言っていることを理由に退院してすぐに「新型コロナワクチン」の接種2回目を受けるつもりであると聞いていまして、私はそのことが気になっていたのです。

健康な人でも「新型コロナワクチン」の接種2回目で副反応が出ていることが報道されていて、「新型コロナワクチン」の接種2回目について、行うかどうかを本人の自己責任に任せてしまうということに違和感がありました。僕には余命宣告された患者は健康とは言えないと思えたのです。

ワクチン接種については地方自治体でも「相談窓口」があり、その連絡先に問い合わせするつもりでしたが、「新型コロナワクチン」の接種1回目を終えて間もなく具合が悪くなっているので、その辺りを話すと「新型コロナワクチン」の副反応を疑っていて言及していると思われると、話がそれてしまうような気がして相談の仕方についてアドバイスして欲しかったので、質問の趣旨を伝えた上で話しました。

主治医(かかりつけ医)が良いと言ってるのであれば接種した方が良いと思います。また、順天堂医院としては「新型コロナワクチン」についてのお話は出来ませんし、主治医(かかりつけ医)の判断についてコメントは致しかねます。と答えが返ってきました。

「接種した方が良いと思います。」って主治医(かかりつけ医)の判断を支持するコメントしてしまってるじゃん。と返したくなる気持ちを飲み込んで、頂いたお返事の内容が始めと終わりで矛盾していますがこのお話はもう結構です。と話を中断しました。

患者側は不安な気持ちを抱えているので、その辺りを少し汲み取って欲しいところですが、無理だと考えた方が気持ちや体力を消耗しなくて済むので消耗しないことを優先して行動した方が良いと思います。「新型コロナワクチン」の接種2回目については接種を控えることで話しが決まりました。

順天堂医院のセカンドオピニオンは書類データを送付して、後日、結果の説明を受けるスケジュールです。診て欲しい医師を指名することも希望出来ます。地方からも相談は可能です。「来院による相談」「オンラインによる相談」があります。前者は病院まで出向いて説明を受ける方法で、30分まで33,000円(税込)、30分超60分まで66,000円(税込)。

後者は30分まで44,000円(税込)、30分超60分まで88,000円(税込)で相談はWeb会議ツール「Zoom(ズーム)」を使って行われるそうです。Web会議ツール「Zoom(ズーム)」に対応出来る環境が必要となります。

https://zoom.nissho-ele.co.jp/blog/practice/zoom-meeting.html



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